『脳の右側で描け』第3版 +ワークブックも第3版

『脳の右側で描け』第3版 +ワークブックも第3版
ベティ・エドワーズ 著/ 北村考一 訳

難しそうだったけど、気になってたので読んでみた。


 「11章 色彩の美しさを引き出す」約30Pがカットされてない、エルテ出版の方を購入。
 

──大まかな内容──
絵を描くときは、左脳(言語・分析・象徴・時間・論理)的なモードを鎮めて

右脳モード(非言語・総合・具体・非時間・直感とか)に切り替えて
見えたままを描くことでいい感じに描けますよというもの(でいいかな?)

ものの見方の知覚方法を、画家のモードに転換させる的な…
そして描く時のとっかかり(スペースの知覚、目測、明暗…)を
課題を通して身につける。

 

──課題──
ワークブックの課題は全部で40。(本にはもっとありそう)
すぐ書き込める形だしペラペラのアクリルもついてるので、
すぐ課題に取り組めて良かった。
本だけ持ってて道具準備がめんどい場合は
少し見にくいけどクリアファイル切って…でもいけそうかも?
あとは私の場合、木炭とかないので鉛筆で代用した。

ちなみにワークブックを書き込みあり状態可の古本で買ったら
前の持ち主の自画像とか絵とか結構描き込んであって、一緒に課題進めてる人がいるような気がしてちょっと楽しかった。 笑

 

──終わってからの感想──
描くときに意識するポイントを課題で何度か繰り返すので地味に変わっていく感じがする。

大体課題を20過ぎたあたりからやる気がどこかいって描く手順やポイント無視も結構あったし、手順とか読むのがたるくて目が滑ってしまった。
特に鉛筆で比率を測ったりとかそのへんがだるくてもう適当に。

良かったのは、
右脳モードと左脳モードを使い分けようと意識したら、自分の普段思い込みで描いている絵がいくらかフラットになる感じがした所。

手癖や歪み…普段通りだと描きにくいと感じた部分が、右脳モードを意識してたらなんとなくサラッと描けたりしたような?

とにかくしっかり見るんだ!て感じの本。
普段見慣れた物にも興味深いポイントを見つけ出せそうな予感。

私は今も絵を描いてるので大きな変化は無かった。でも、何か模写する時とかに形を取るのが前より出来てるかも?あと知覚について学べたのはよかったな。
全体にトーンを付けた後にハイライトを入れる手法ははじめてやったし好き。

興味があるならおすすめします。



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ワークブックの課題は終わったけど、
本の11章色彩の課題は今からなので、終わったらそこも追加予定。(と言いつつ全然手をつけれてない(^o^;))

今パラパラ見返したら結構内容忘れていたのでまた後で違うこと書くかもしれない。